長野29市町村で停電 最大38万戸
2日午前5時半ごろ長野県の広範囲で大規模な停電が発生した。午前10時すぎに全て復旧したが、29市町村で最大38万戸が停電した。
午前5時35分ごろの長野市街地の映像には、JR長野駅付近の道路の街灯が突然消える様子が映っている。
停電したのは38万戸で、県内の世帯の半分に当たる規模。長野市など北信を中心に、東信や中信など29市町村に及んだ。県内の停電は午前10時6分に全て解消された。
この停電で、長野新幹線は始発から午前9時すぎまで長野-軽井沢間で上下線15本の運転を見合わせた。
塩尻市と上田市の変電所を結ぶ信濃東信線で異常があったとみられているが、詳しい原因はまだわかっていない。