ストーカー・DV対応…警視庁が体制強化
ストーカーやDVなどの相談件数が急増するなか、警視庁は1日から、専門に対応するチームを新たな組織としてスタートさせ、被害者らの安全を確保するための体制を強化した。
警視庁は、ストーカーやDV、児童虐待などに専門に対応する「人身安全関連事案総合対策本部」の体制を強化し、1日、新たな組織としてスタートさせた。専門の女性捜査員らで作る「さくらポリス」を組み入れるなど、50人増えた170人体制で、各警察署と連携して対応に当たるという。
高綱直良警視総監は、「被害者・相談者の安全を最優先に取り組む意識を持ち続けるように」と指示した。
ストーカーやDVなどの相談件数が急増するなか、警視庁は、学校や児童相談所など関係機関との連携も強化する方針。