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石川・珠洲市設置の地震計に不具合 緊急地震速報が最大6秒遅れる可能性も 能登半島地震

2024年1月5日 12:48
石川・珠洲市設置の地震計に不具合 緊急地震速報が最大6秒遅れる可能性も 能登半島地震
気象庁が石川県珠洲市に設置している地震計に不具合が発生しています。能登半島地震では、その後も活発な地震活動が続いていますが、緊急地震速報の発表が最大で6秒遅れる可能性があるということです。

気象庁によりますと、石川県珠洲市に設置している地震計では今月2日から不具合が発生し、地震データが入手できない場合があるということです。

気象庁によりますと、地震計のデータは1日の大地震でデータが送れなくなったため、衛星回線を利用して気象庁まで送信していますが、その通信状況が不安定になっていることが原因と考えられるということです。

この地震計のデータは緊急地震速報の発表に利用していますが、仮にこの地震計周辺を震源とする地震が発生した場合、緊急地震速報の発表が平常時より最大で6秒遅れる可能性があるということで、気象庁は現地に職員を派遣して調査を行い、早期に復旧させたいとしています。

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