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新国立競技場 屋根の一部、建設間に合わず

2015年5月18日 21:03
新国立競技場 屋根の一部、建設間に合わず

 2020年東京オリンピック・パラリンピック大会のメーン会場となる新国立競技場について、下村文部科学相は18日、屋根の一部の建設が間に合わないことを明らかにした。

 下村文科相「期限に間に合わせるためには、屋根をつけたらオリンピックは間に合うが、(2019年の)ラグビー(W杯)が間に合わなくなる」

 新国立競技場はこれまで、8万人分の座席を作り、開閉式の屋根を設置する計画だったが、建設費用と工事期限の問題から、2020年大会では屋根の開閉する部分の建設を諦め、座席も約1万5000席を仮設にするという。その上で、2020年大会終了後に屋根をつけてコンサート会場などとして活用したいとしている。

 また、下村文科相は建設費の一部、約500億円の負担を都に求めたが、舛添知事は「全体のコストなどについて詳しい説明を受けてから検討したい」としている。

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