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2号機のベント、失敗の可能性高い~東電

2015年5月20日 14:12
2号機のベント、失敗の可能性高い~東電

 東京電力は20日の会見で、福島第一原発の事故当時、2号機で行った「ベント」と呼ばれる作業が、実際には失敗していた可能性が高いことを明らかにした。

 2号機では、津波から4日後の2011年3月15日に原子炉格納容器が壊れて大量の放射性物質が外部に放出され、多くの作業員が一時退避する事態となっていた。

 圧力が上がって格納容器内が壊れるのを防ぐため、東京電力はその直前に、「ベント」と呼ばれる作業で容器内部の気体を外に出そうと試みたが、結局、圧力は下がらず、格納容器は壊れていて、「ベント」が成功したかどうかは分かっていなかった。

 これについて東京電力は、「現場の放射線量などを詳しく調べた結果、動くはずの装置が作動せず、ベントが失敗していた可能性が高い」と発表した。東京電力は、この調査結果を今後の安全対策などに役立てたいとしている。