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東京・池袋の公園で非常に高い放射線量

2015年4月23日 23:34
東京・池袋の公園で非常に高い放射線量

 東京・池袋にある公園のすべり台周辺から毎時480マイクロシーベルトという非常に高い放射線量が測定されたことが23日夜、明らかになった。公園は現在、立ち入り禁止となっている。

 立ち入り禁止になっているのは、豊島区池袋本町の「電車の見える公園」。高い放射線量はすべり台の周辺から検出された。

 豊島区によると20日、区民から「放射線の高い所があると」連絡があり、22日、区の職員が測定したところ、スベリ台の下の部分から、1時間あたり2・5マイクロシーベルトを検出。さらに23日になって原子力規制庁も含めて再度測定をしたところ、1時間あたり480マイクロシーベルトという非常に高い放射線量が検出されたという。

 今回の非常に高い放射線量について専門家は、福島第一原発事故から4年がたっていることや、福島から距離のある東京都内の局所的な場所でしか計測されていないことなどから、原発事故と関係があるとは考えにくいと話している。

 豊島区では、地中に何らかの物質が埋まっている可能性もあるとみて、24日以降、すべり台部分の土を掘るなど原因特定の調査をすすめるという。