シーズンを前に「タコの供養祭」 天草市
本格的なタコ漁のシーズンを前に、熊本県天草市新和町で9日、タコの供養祭が行われた。
タコの供養祭は、天草市新和町の漁協が40年以上前から行っている。大田尾漁港にある恵比寿神社で行われた供養祭には、タコツボ漁を行う漁協の組合員など約20人が参加し、神事の後、マダコの子ども約30匹を海に放流した。
天草市新和町のタコツボ漁は12月中旬からつぼ入れが行われているが、本格的なシーズンはこれからの夏場で、産卵が始まる前の9月いっぱいまで続く。とれたタコは「ひっぱりだこ」と名付けられ、地元の市場に出荷される。