藤井聡太七冠「国際将棋トーナメント」優勝者と記念対局
将棋の国際大会が東京で行われ、優勝者と藤井聡太七冠との記念対局が行われました。
将棋の国際大会「国際将棋トーナメント」が8日から行われ、海外の予選を勝ち上がった世界45の国と地域から、51人のアマチュア棋士などが東京の新・将棋会館に集まりました。
この大会は3年に一度行われていますが、新型コロナの影響で参加者が一堂に会する大会は7年ぶりとなります。
優勝したのは、中国・北京代表の許諾さんで9日、藤井七冠と記念対局を行いました。
藤井七冠が海外のアマチュア棋士と対面して将棋を指すのは初めてで、藤井七冠はハンディをつけて戦い、許さんは序盤から積極的に攻めましたが、対局開始40分後に藤井七冠が勝ちました。
許さんは「まったくダメでした」などと話していますが、藤井七冠は「序盤からしっかり指されて、勉強しているなと感じた」「これからもっと海外から強い方が出てくると思うので楽しみにしている」と語っています。