×

東大阪市切断遺体 遺棄後に男性のキャッシュカードで現金引き出しか

2025年2月6日 13:55

大阪府東大阪市の山の中で切断された男性の遺体が見つかった事件で、逮捕された男が、遺体を遺棄した後、男性のキャッシュカードで現金を引き出していたとみられることがわかりました。

去年12月の大阪市中央区にある防犯カメラの映像に、袋が載った大きなキャリーケースをひく金髪の人物が映っていました。カツラで変装した大木滉斗容疑者が、遺体を運ぶ様子とみられます。

大木容疑者は、去年12月、東大阪市の生駒山地にある空き家などに頭部や両腕、両脚が切断された男性の遺体を遺棄した疑いで、3日に逮捕されました。遺体は航空保安大学校の会計課長、神岡孝充さんで、死因は窒息とみられています。

その後の捜査関係者への取材で、大木容疑者とみられる人物が先月10日、大阪市内のコンビニエンスストアで神岡さんのキャッシュカードを使って50万円を引き出す様子が、防犯カメラに映っていたことが新たに分かりました。

大木容疑者と神岡さんは大阪市中央区の同じマンションの別の階にそれぞれ住んでいて、警察は、殺人などの疑いも視野に入れ、2人に面識があったかどうかや現金が引き出されたいきさつなどについても詳しく調べています。

最終更新日:2025年2月6日 14:18