所沢強盗事件“資金管理役”の女「口座を複数運用していた」
関東で相次ぐ一連の強盗事件などのうち、埼玉県所沢市の強盗事件で、自身の口座から実行役に金を送るなどする「資金管理役」として逮捕された女が、「口座を複数運用していた」という趣旨の供述をしていたことがわかりました。
ことし10月、所沢市で起きた強盗致傷事件では実行役ら6人が逮捕されたほか、「資金管理役」として武藤恵子容疑者が逮捕され、5日に送検されました。
武藤容疑者の口座では強盗の実行役などとの間で強盗で奪った金や報酬などがやりとりされていたとみられていますが、捜査関係者への取材で、「闇バイトの人とやりとりをする口座を複数運用していた」という趣旨の供述をしていたことがわかりました。
現在は黙秘しているということです。
武藤容疑者の口座では所沢の事件前後にも複数の個人などに不審な入出金が行われているということで、警察は金の流れを調べるとともに指示役などについても捜査しています。