営業中のホテルで、大麻草が大規模に栽培されていました。押収された乾燥植物片だけで末端価格にして4500万円相当になるということです。

福岡県北九州市にあるホテルで撮影された写真…

並べられているのは、すべて大麻草です。

ことし7月、大麻草を栽培するなどした疑いで逮捕・書類送検されたのは、43歳の会社役員の男と43歳の自営業の男です。

警察によりますと、2人はホテルの実質的な経営者と出入りの業者で、従業員のみ出入りが可能な最上階のワンフロアを使って、1年ほど前から大麻草を栽培していたとみられています。

警察の調べに対し、2人は「自己使用目的で栽培した」と話し、容疑を認めています。

ホテルからは、大麻草113本と大麻を含む乾燥植物片およそ9キログラムが押収され、押収された乾燥植物片だけで末端価格にして4500万円相当になるということです。