大型で強い台風９号が近づき、沖縄は９日夕方から大荒れになりそうだ。

　沖縄の南大東島は９日朝、台風の強風域に入り、最大瞬間風速２６．８メートルを観測した。台風は９日夕方から宮古島などを暴風域に巻き込み、１０日朝にかけて、沖縄に最も近づく見込み。

　予想される最大瞬間風速は１０日にかけて、沖縄地方で６０メートル、奄美地方で３０メートル、波の高さは沖縄地方で１２メートル、九州南部、奄美地方で６～９メートルに達する見込み。沖縄の予想雨量は、１０日朝までに１５０ミリ、１０～１１日までに２００～３００ミリの大雨になるおそれがある。暴風、高波、大雨、高潮などに厳重な警戒が必要。

　一方、台風１１号は、週明けに日本の南の海上へ進む予想。北上を続けると本州に影響がでるおそれがあるので、台風情報に注意が必要。