突風で被害多数、竜巻の可能性も 室戸市
30日未明、高知県室戸市で突風が発生し民家の屋根瓦が飛ばされたりビニールハウスが壊れたりするなどの被害が出た。
30日午前1時半頃、室戸市元甲で突風が起き、民家の屋根瓦が飛ばされたりビニールハウスが風にあおられて、はがれたりするなどの被害があった。車庫の屋根が10メートル飛ばされる被害も。
室戸市によるとこの突風により、これまでに家屋78軒、ビニールハウス7軒、小型船舶が1隻転覆するなどの被害が出ているという。また、突風によるケガ人はいないという。住民は壊れた窓の修理や後片付けに追われた。
気象台では午後から職員を派遣し、被害の状況を確認するなどして原因を調査している。突風が起きた時間帯には県内全域に竜巻注意情報が出されていて、気象台では「竜巻の可能性も否定できない」としている。