突風のおそれ 伊豆諸島北部に竜巻注意情報
気象庁は18日、伊豆大島の沖合で竜巻が発生したとみられるとして竜巻注意情報を発表した。大気の状態が不安定になっていて、しばらくの間は竜巻などの激しい突風のおそれがあるとして注意を呼びかけている。
気象庁によると18日午後1時5分頃、東京都大島町にある大島空港の職員から空港の北西方向の海上で竜巻のような黒い渦が移動しているのを目撃したと連絡があった。このため気象庁は、午後1時35分に竜巻注意情報を発表した。伊豆諸島北部では、湿った空気が流れこんで大気の非常に不安定な状態が続いており、竜巻などの激しい突風が起きるおそれがあるという。
気象庁は、空の様子に注意して積乱雲が近づく兆しがあるときには頑丈な建物の中に移動するなど、身の安全をはかるなど注意を呼びかけている。