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栃木の突風「竜巻」の可能性高い~気象庁

2015年8月13日 23:50
栃木の突風「竜巻」の可能性高い~気象庁

 13日、栃木・芳賀町で納屋の屋根が飛ばされるなどの被害が出た突風について、気象庁は現地調査の結果、竜巻の可能性が高いと発表した。

 警察などによると、突風は13日正午頃発生し、芳賀町の東水沼地区では納屋の屋根が落下して軽自動車が下敷きになったほか、住宅の瓦が10枚ほどはがれるなど、3軒の建物に被害が出た。

 被害にあった住民「びーっくりよ」「バリバリバリってすごい一瞬でしたね。ものすごい風と音と」

 気象庁は、現地に職員を派遣して被害の状況を調べた結果、この突風が竜巻の可能性が高いと発表した。被害の痕跡が、竜巻の際よくみられる帯状に分布していたことなどを理由にあげている。

 竜巻の強さは、国際的な尺度で6段階のうち最も低い「F0」、瞬間的に17メートル~32メートルの風が吹いていたとみられる。