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群馬の突風被害から一夜、片付け作業始まる

2015年6月16日 10:39
群馬の突風被害から一夜、片付け作業始まる

 15日に大気の状態が不安定になって突風被害が出た群馬県では一夜明け、住民たちによる片付け作業が始まっている。

 大きな被害が出た伊勢崎市や前橋市では、住民たちが飛んできた瓦やトタンなどを整理するなど、片付けに追われている。また、割れた窓にビニールシートを張るなどして今後の雨に備えていた。

 一方、気象庁は16日朝から被害の大きかった伊勢崎市と渋川市に職員を派遣して現地調査を行っている。被害範囲や突風の原因などを調べる方針。

 また、関東甲信地方では16日も上空に寒気が流れ込んで、昼過ぎから大気の状態が非常に不安定となる見込み。気象庁は落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意を呼びかけている。