日光市の突風 ダウンバーストなどの可能性
2日、栃木・日光市で発生した突風について、気象庁はダウンバーストかガストフロントの可能性が高いと発表した。
日光市では2日午後3時ごろ、ひょうや激しい雨をともなった突風が発生し、10件を超える民家の屋根が飛ばされたほか、国道の木が倒れる被害が出た。
気象庁が調査をおこなった結果、当時、非常に活発な積乱雲が通過していたものの、黒い渦を巻いた雲の目撃などが無かったことから、突風の原因は竜巻ではなく、ダウンバーストかガストフロントだった可能性が高いと発表した。ダウンバーストやガストフロントは、上空の積乱雲から激しい下降気流がおきる現象。
また被害の状況から、風の強さは20メートルから30メートルだったという。