岩手・久慈港で0.3mの津波を観測
南米・チリ沖でおきた巨大地震で気象庁は、最大で1メートルの津波が到達するおそれがあるとして、太平洋側の広範囲に「津波注意報」を発表した。岩手県などでは津波の第一波を観測している。
気象庁によると18日午前7時20分までに観測された津波の時刻と高さは次の通り。
岩手・久慈港では午前7時13分に0.3メートル。潮位はさらに上昇中。
岩手・釜石では午前7時9分に0.1メートル。
北海道・えりも町では午前7時5分に0.1メートル。
北海道・浜中町霧多布港では午前6時33分に0.1メートル。
岩手・宮古では午前6時16分に0.1メートル。
小笠原・父島二見では午前6時11分に微弱、数センチ程度。
場所によっては検潮所で観測される津波よりも大きな津波が到達する可能性もある。今後、津波の高さはさらに高くなることも考えられる。津波による潮位変化が観測されてから最大波が観測されるまでに数時間以上かかることがある。
気象庁は、津波注意報が解除されるまで海に近づかないように注意を呼びかけている。