岩手・久慈港など各地で津波を観測
南米・チリ沖で起きた巨大地震で気象庁は、最大で1メートルの津波が到達するおそれがあるとして、太平洋側の広範囲に「津波注意報」を発表した。各地で津波を観測している。
気象庁によると午前8時20分までに観測された津波の時刻と高さは次の通り。
岩手・久慈港では午前7時54分に0.4メートル。潮位はさらに上昇中。
北海道・えりも町では午前7時34分に0.4メートル。
岩手・釜石では午前7時59分に0.3メートル。潮位はさらに上昇中。
八丈島・八重根では午前8時10分に0.2メートル。
八丈島・神湊では午前8時6分に0.2メートル。
北海道・根室花咲では午前8時5分に0.2メートル。
青森・八戸港では午前8時3分に0.2メートル。
岩手・大船渡では午前7時56分に0.2メートル。
福島・いわき市小名浜港では午前7時34分に0.2メートル。
茨城・大洗では午前6時43分に0.2メートル。
福島・相馬では午前7時59分に0.1メートル。
和歌山・那智勝浦町浦神では午前7時54分に0.1メートル。
小笠原・父島二見では午前7時40分に0.1メートル。
北海道・釧路では午前7時36分に0.1メートル。
岩手・宮古では午前7時29分に0.1メートル。
千葉・銚子では午前7時26分に0.1メートル。
神奈川・三浦市油壺では午前7時25分に0.1メートル。
横浜では午前7時16分に0.1メートル。
千葉・館山市布良では午前7時10分に0.1メートル。
千葉・勝浦市興津では午前6時59分に0.1メートル。
北海道・浜中町霧多布港では午前6時33分に0.1メートル。
場所によっては検潮所で観測される津波よりも大きな津波が到達する可能性もある。今後、津波の高さはさらに高くなることも考えられる。津波による潮位変化が観測されてから最大波が観測されるまでに数時間以上かかることがある。
気象庁は、津波注意報が解除されるまで海に近づかないように注意を呼びかけている。