太平洋側の広範囲に津波注意報 最大1m
17日に南米・チリ沖で起きた巨大地震で、気象庁は日本の沿岸に最大で1メートルの津波が到達するおそれがあるとして、太平洋側の広範囲に「津波注意報」を発表した。
津波注意報が発表されているのは、北海道、本州、四国、九州の太平洋側の広い範囲と、奄美・沖縄地方。予想される津波の高さは、最大で1メートル。
すでに北海道や東北地方では津波の到達予想時刻を過ぎているが、今のところ到達は確認されていない。この後、午前8時頃までに各地で津波の第1波が到達するとみられている。
気象庁は、遠地で起きた津波の場合、第1波よりも、後続の波の方が高くなることがある他、長時間にわたって影響が続くため、津波注意報が解除されるまで海岸に近づかないよう呼びかけている。
津波到達予想時刻
午前5時 北海道太平洋沿岸東部
午前5時半 岩手、宮城
午前6時 伊豆諸島、静岡
午前6時半 愛知県外海、高知
午前7時 徳島、宮崎
午前7時半 沖縄本島地方