振り込め防止「標語」「川柳」優秀作を発表
振り込め詐欺などの被害が依然として深刻な中、警視庁は16日、被害防止を呼びかける標語や川柳を募集し、優秀作が発表された。
警視庁小金井署が募集した息子などを装ったウソの電話にだまされないよう呼びかける標語や川柳には約2000点の応募があった。最優秀賞にそれぞれ選ばれたのは、標語が「ちょっと待て お金の話は 赤信号」、川柳が「詐欺電話 耳が遠いと やり返す」だった。
一方、目黒区では、高齢者ら400人が集まり、寸劇などを通じて不審な電話の対処方法を学んだ。
都内では今年、9月末までの特殊詐欺の被害は50億円を超え、依然、深刻な状態が続いている。