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インクなどの原料工場 従業員ら膀胱がんに

2015年12月18日 19:04
インクなどの原料工場 従業員ら膀胱がんに

 インクなどの原料を作る従業員約40人の工場で、去年から今年にかけて、従業員ら5人が、膀胱(ぼうこう)がんを発症したことがわかった。

 5人が扱っていた「芳香族アミン」という化学物質の中には、発がん性が指摘されているものもある。

 厚生労働省は、この物質を使っている工場に対し、排気などの調査を行うほか、従業員の膀胱がん検査を行うよう求めた。