常陸宮さまに「がん対策パリ憲章大賞」
天皇陛下の弟の常陸宮さまが「がん対策パリ憲章大賞」に選ばれ、フランスで授賞式に出席された。
常陸宮さまは現地時間の1日、500人が出席してパリのベルサイユ宮殿で行われた授賞式に、ご夫妻で出席された。
主催者から「およそ40もの研究論文を書き、がん研究基金の総裁を務めるなど、人間と動物のがん研究・がん治療の発展に尽力された」と受賞の理由が紹介され、常陸宮さまに、賞状とブロンズ像が贈られた。そして、常陸宮さまは「パリでのテロの犠牲者に哀悼の意を表します。賞をいただき光栄です」と英語で挨拶された。
常陸宮さまは天皇陛下の弟にあたり40年以上、がんの研究を続けていて、アメリカのワシントン大学など海外の大学からも名誉学位を贈られている。