ヘリから800キロの資材落下 原因究明へ

1日午前、福井県の美浜原発につながる送電線鉄塔の建て替え工事中にヘリコプターから重さ800キロもの資材が落下する事故があり、国土交通省は現場に事故調査官を派遣し原因究明に乗り出す。
関西電力によると1日午前10時過ぎ、福井県美浜町の山中で美浜原発に通じる送電線の鉄塔の建て替え工事中に資材運搬中のヘリコプターが重さ800キロの資材を落下させたもの。資材は「がいし」と呼ばれる陶器製の絶縁体で、木製の箱をネットで包んで運んでいたという。
事故によるケガ人はなかったものの、国土交通省は重大な事故につながる恐れがあったとして事故調査官を現地に派遣し、2日から事故原因の究明に乗り出す方針。