国交省 貸し切りバス料金の通報窓口を設置
長野県軽井沢町のスキーツアーのバス事故を受け、再発防止策を検討している国土交通省の委員会は省内にバス料金についての通報窓口を設置することを決めた。
15人が死亡した長野県軽井沢町でのスキーツアーのバス事故を受け、再発防止策を検討している国土交通省の委員会は18日、会合を開き、省内にバス料金についての通報窓口を設置することを決めた。
旅行会社が高い手数料を要求して、バスの料金が国の定める規定を下回る実態を改めるためで、違反が見つかれば、旅行会社やバス会社を処分する方針。
またツアーの利用者に、バスの使用年数や会社の事故歴などを知ってもらうため、「じゃらん」や「楽天」といった既存の「旅行比較サイト」に、こうした情報を明記するよう働きかけることを決めた。