低気圧の影響で北海道は太平洋側を中心に強風に見舞われ、函館市では街路灯が折れるなどの被害が出たほか、広尾町では一時、町内全域が停電した。

　１７日夜、最大瞬間風速２５．３メートルを記録した函館市では、街路灯の柱が折れたほか、看板が落下するなど、強風による被害が相次いだ。

　一方、広尾町では１８日未明に、４月としては観測史上２番目となる最大瞬間風速４１．５メートルを記録した。この強風の影響で住宅の窓ガラスが割れ、８０代の女性が顔にケガをした。また、広尾町では町内全域にわたり、最大で約５３００戸が停電した。

　ピークは過ぎたが、１８日夕方までは強風による被害や高波に注意が必要。