九重親方の出身地・北海道に悲しみ広がる
大相撲の一時代を築いた元横綱・千代の富士の九重親方が亡くなった。61歳だった。九重親方の出身地北海道では、道民の間に悲しみが広がった。
九重親方の訃報をうけ、札幌市内では号外が配られた。
街行く人は、「北海道の大スターなので、こんなに早く亡くなるとは」「お相撲さんぽくなくて、かっこよくて強かった。悲しいというか、寂しいというか」などと話した。
また、小中学校の同級生でもある北海道福島町の町長も、九重親方の死を悼んだ。
福島町・鳴海清春町長「大きな遺産をなくしたというか、町にとっては本当に大切な宝をなくした。北海道全体の相撲界でも、大鵬さんが亡くなり、北の湖さんが亡くなって、最後の砦(とりで)、親方が亡くなったことは本当に残念」
1日10時からは、横綱記念館に記帳台が設置される予定。