国際水連「計画通りに」小池知事に求める
2020年東京オリンピック・パラリンピックの水泳会場の計画見直し問題で25日、国際水泳連盟の事務総長が小池知事と会談し、現行計画通りの開催を求めた。
都の調査チームは、水泳会場の「アクアティクスセンター」について、既存の「東京辰巳国際水泳場」を改修するなどの大幅な見直しを提案している。25日午前、小池知事と面会した国際水泳連盟のマルクレスク事務総長は、「オリンピックだけでなく、国際イベントの開催などレガシーとして必要だ」などと計画通りの開催を求めた。
マルクレスク事務総長「アクアティクスセンターのニーズが非常に高いことは間違いない。都民と日本のためのレガシーが最も重要と考える」
また、事務総長は「水連と都の建築家が協力し、既存の計画でよりよいものにしたい」と提案した。
これに対し小池知事は、「世界の選手を気持ちよく迎えられるように最大限の努力をする」と協力を求めた。