“裸や下着姿にならざるを得ない試着”狙ったか 盗撮の疑い…ユニクロ店長逮捕
下着姿などを盗撮したとして35歳の男が逮捕されました。男はユニクロの店長で、スマートフォンを使い、試着室で着替える女性客を狙ったとみられています。
性的撮影処罰法違反の疑いで逮捕された高橋容疑者(35)。ユニクロのアトレヴィ大塚店で店長を務めている男です。
高橋昂平容疑者(35)
「ユニクロの試着室で盗撮したことは間違いない」
今年7月と8月、試着室で着替え中だった15歳の女子中学生ら女性客8人の下着姿などを盗撮した疑いがもたれています。
事件があったのは、高橋容疑者自らが店長として働くユニクロの店舗の中でした。
基本的には、店長は試着室に行くことはないといいますが、警視庁によると、試着担当の店員が離れるタイミングを狙って女性客がいる試着室に近づくと、カーテンや扉の隙間から手に持ったスマートフォンで3秒ほどの動画を撮影したといいます。
高橋容疑者がターゲットにしていた女性客にはある共通点がありました。それは買い物かごにブラトップやズボンなどを入れていたこと。裸や下着姿にならざるを得ない服を試着する客を狙っていたとみられています。
高橋昂平容疑者
「下着を見たいという気持ちを抑えられない」
実は、今回の事件が発覚したのは別の場所での盗撮がきっかけでした。
今年8月、走行中の山手線の車内で女子高校生のスカートの中を盗撮したとして立件された高橋容疑者。その際、警視庁がスマホを解析したところ、ユニクロの試着室で盗撮されたとみられる動画が見つかったということです。同様の動画は44本見つかっていて、警視庁が詳しく調べています。
事件を受けユニクロはコメントを発表。
ユニクロのコメント
「本来は安心してお買い物を楽しんでいただくべき店舗でお客さまの信頼に背くような事態となったことを重く受け止めている」
防犯カメラを含めた設備見直しや従業員教育の徹底など、必要な対策を講じるとしています。
(10月31日放送『news zero』より)