<ライフジャケットの正しい着用を…>漁港で海保などが呼びかけ(宮城・亘理町)
漁が忙しくなるこれからの時期、漁業者が冷たいい海に転落する事故が増える傾向があり、宮城・亘理町の漁港ではライフジャケットを正しく着用するよう呼びかけが行われた。
31日は、宮城海上保安部など4つの機関の職員が、亘理町の荒浜漁港を訪れ、漁業者にライフジャケットは前のチャックを確実に締め、腰や股のベルトに緩みがないか着用の際のポイントを、説明した。
宮城海上保安部によると、今年は1~2月の南岸低気圧で、漁船転覆などの事故が多発し、県内でもすでに去年を19隻上回る23隻の漁船事故が起きているという。
宮城海上保安部・笠原司交通課長
「気象、海象をよく確認して、無理のない操業をお願いしたいと思います。それから、救命胴衣は確実に正しく着用いただいて、万一に備えていただければと思っています」
また、水温0℃~5℃の冬の海に転落した場合、15分~30分で意識不明になることから、漁の前には事前に気象情報を把握する大切さを、伝えていた。