【速報】「事故を起こしたのは私」車が橋から円山川に転落 運転手の男性は自力で脱出し病院から通報 命に別条なし 兵庫・豊岡市
兵庫県豊岡市の円山川にかかる県道の橋で、20日、車両が川に転落したとみられ、警察と消防が救出活動を行っていましたが、車を運転していた20代男性の無事が確認されました。男性は自力で病院に向かい、病院から「事故を起こしたのは私です」と警察に通報したということです。
現場は、JR山陰本線・城崎温泉駅から南に約500メートルの場所にある県道9号線の「城崎大橋」で、20日午前7時すぎ、「城崎大橋の中央付近で欄干が一部なくなっている」と警察に通報があり、警察が現場に駆けつけたところ、欄干が一部なくなっているのが見つかりました。
国土交通省の定点カメラの映像では、西岸から橋を渡っている車両のライトが橋の途中で消える様子が確認され、警察と消防が川を捜索したところ、午前11時すぎ、橋から川の下流に約15メートルの水中で白い乗用車が見つかりました。
無人カメラによる捜索では、運転席からは人は見つからず、警察と消防が周辺を捜索していましたが、午後2時40分ごろ、「事故を起こしたのは私です」と20代の男性から警察に通報がありました。
男性は車を1人で運転中に橋から転落し、その後、自力でドアを開けて脱出し、市内の病院まで歩いて向かったということです。男性に大きなケガははなく、命に別条はないということです。
警察は今後、男性から詳しく事情を聞き、事故の原因などを調べる方針です。