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完全失業率2.8%22年8か月ぶり低水準

2017年3月31日 12:54
完全失業率2.8%22年8か月ぶり低水準

 総務省が発表した2月の完全失業率は2.8%と22年8か月ぶりの低いものになった。

 31日朝、発表された2月の完全失業率は前の月から0.2ポイント改善した2.8%で、1994年6月以来22年8か月ぶりの低い水準となった。総務省統計局は「よりよい仕事を求めて自発的に職を離れる人が前の月よりも10万人減と、大幅に減ったことが主な要因とみられる」と説明している。

 一方、厚生労働省によると仕事を求めている人1人に何人の求人があるかを示す2月の有効求人倍率は、3か月連続で1.43倍となり、バブル期並みの高い水準をキープし続けている。厚生労働省は緩やかな景気の回復が続いているためではと分析している。