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天草近海で“国内初確認”ハルカゼヤシガイ

2017年6月18日 20:08
天草近海で“国内初確認”ハルカゼヤシガイ

 熊本県の天草近海で巨大な貝が見つかり、「ハルカゼヤシガイ」であることがわかった。国内で確認されたのは初めてとみられている。

 この貝は今月13日、熊本県天草市の大江港沖で刺し網漁をしていた漁師が見つけた。その後、上天草市松島町の水族館に運ばれ、貝の専門家に種の判定を依頼したところ、台湾などに生息する「ハルカゼヤシガイ」とわかった。貝殻の大きさは約30センチ、重さは7.4キロ、他の貝を食べる肉食だという。

 「ハルカゼヤシガイ」が国内で見つかったのは初めてとみられ、水族館は、温暖化の影響か、または船にくっついて天草まで運ばれてきたのではないかと話している。