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社会
2017年7月13日 20:57

ヒアリ「毒エサ設置は逆効果」対策変更へ

ヒアリ「毒エサ設置は逆効果」対策変更へ
(c)NNN

 強い毒を持つヒアリへの対策として、国は今週、毒入りのエサを設置することを決めたが、ほかのアリまで死滅し生態系を乱す可能性があるとして、対策の変更を検討していることがわかった。

 環境省や国交省などは11日、ヒアリの水際対策として、わなに加え、毒入りのエサを全国68の港に設置することを決めた。しかしその後、専門家から「ヒアリではない在来種のアリも死滅し逆効果」などとする意見が、環境省に寄せられたという。

 国立環境研究所・五箇公一室長「日本の生態系そのものを弱くしてしまって、かえってヒアリを入りやすくしてしまう」

 このため、環境省は対策の変更を検討していて、わなの設置を中心とし、ヒアリが確認された港でのみ毒入りのエサも併用することを視野に関係省庁と調整しているという。