旧陸軍墓地慰霊祭 日清戦争から太平洋戦争までに戦死した将兵を追悼 「平和の大切さを次の世代にも必ず伝えなければいけない」 鳥取県鳥取市
日清戦争から太平洋戦争までに戦死した将兵を追悼する慰霊祭が9月4日に鳥取市で行われました。
鳥取市国府町の宮下地区公民館で執り行われた旧陸軍墓地慰霊祭。日清戦争から太平洋戦争にかけて兵営された旧日本陸軍「歩兵第40連隊」。その戦没者4974人が眠る旧陸軍墓地が近くにあることから、毎年この時期に行われています。4日は遺族など25人が参列し、白い菊の花を手向け戦没者の冥福を祈りました。
鳥取県遺族会 國政隆昭 会長
「私たちの世代もやはり大阪や東京で空襲にあって、亡くなった人がたくさんいます。平和の大切さを次の世代にも必ず伝えなければいけないと思っています」
戦後80年の節目を迎える来年以降も鳥取県は慰霊祭を開催していきたいとしています。