変動する電気代… 国からの補助で9月から値下がり ただ、その期間はわずか3か月!?
気になる話題を取り上げる「読み解く」のコーナー、今回のテーマは「電気料金」です。9月の支払い分から国の補助が始まって、値下がりする見込みとなっています。
■ 電気料金 これまでの推移は
平均的な家庭の場合、中国電力の月々の支払料金をまとめたものです。
燃料価格が高騰したことで2023年2月の支払い分から国の支援が始まって、その時は2000円ほど下がりました。そこから基本料金の値上げや、再生可能エネルギー普及のための費用の値上げなどさまざまあって変動。国の補助は、2024年6月の支払い分で一度終了しました。
しかし、そこからわずか3か月での再開。平均的な家庭の使用料だと8月の支払いは約8500円でしたが、9月の支払いは約7500円と1000円程度下がる見込みです。
■ 今回の補助はわずか3か月
ただ今回の補助、長くは続きません。「酷暑乗り切り緊急支援」として始まった今回の補助。その額を見ると9月・10月支払い分は一般家庭の場合1kWhあたり4.0円。11月支払い分は1kWhあたり2.5円に縮小されて、これを最後に3か月で終了する予定です。
電気料金は燃料価格や世界情勢に左右されるものなので、今後も変動がみられそうです。