【SL人吉】引退後半年ぶりに車体お披露目 北九州での見学会に多くの鉄道ファン
1日、ゆっくりと車庫から現れたのは、ことし3月にラストランを終えた「SL人吉」の車両です。久しぶりに報道陣に公開されました。
大正時代の1922年につくられ、「SLあそBOY」や、「SL人吉」など愛称を変えながら100年以上活躍した「SL58654号機」。この日は福岡で行わる見学会で披露するため、車体が保管されていた熊本市の車両センターを出発する様子が公開されました。
SLは翌日未明に、福岡県北九州市の車両センターに移動。見学会には最後の雄姿をひと目見ようと全国から多くの鉄道ファンが駆けつけました。
かつて人吉市の矢岳駅に保管されていたことなどから、今後は人吉市に無償で譲渡され、11月からJR人吉駅の周辺で展示される予定です。