年末の人出でにぎわう繁華街を、警視総監らが一斉にパトロールした。

東京・新宿の歌舞伎町では、吉田尚正警視総監が街頭での警戒活動にあたる警察官を激励すると共に、地域の防犯ボランティアら約１１０人と一緒に繁華街を見てまわった。

吉田警視総監は「２０２０東京オリンピック・パラリンピックに向け、官民連携した諸活動などにより盛り場が健全なにぎわい拠点となるように努めます」とコメントしている。

また池袋では、島根悟副総監がパトロールを行った。年末年始は、強盗やすりなどの犯罪が増加する傾向にあるため、警視庁は来月３日まで、繁華街や初詣などでにぎわう場所を中心に特別警戒にあたる。

一方、神奈川県警も、一日署長に横浜ＤｅＮＡベイスターズの山崎康晃選手を迎え、斉藤実・県警本部長が横浜駅の周辺や駅構内での警戒状況を視察した。「年末年始を安全に」をスローガンに掲げ、警戒を強化するという。