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米軍機タンク投棄 湖で100隻がシジミ漁

2018年2月20日 19:31
米軍機タンク投棄 湖で100隻がシジミ漁

20日午前、青森県三沢市にあるアメリカ軍三沢基地のF16戦闘機がエンジン火災のため、燃料タンクを湖に投棄した。湖では当時、100隻がシジミ漁をしており、漁師が怒りをあらわにしている。

防衛省によると、20日午前、F16戦闘機は離陸後エンジン火災を起こし、東北町の小川原湖に燃料タンク2本を投棄した。目撃した漁師によると燃料タンクとみられる物体は、シジミ漁の船から約100メートルの距離に落下し、激しい水しぶきがあがったという。

当時、小川原湖では100隻がシジミ漁をしており、怒りをあらわにしている。

目撃した漁師「冗談じゃない。もうちょっとずれれば友達の仲間の船に落ちたかも」

三沢市民「安全を一番というふうに思っているのに、またこれかと」

小川原湖漁協は安全が確認できないとして、21日からシジミ漁の全面禁漁を決めており影響が広がっている。