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福井・大飯原発3号機 4年半ぶりに再稼働

2018年3月14日 21:22
福井・大飯原発3号機 4年半ぶりに再稼働

福井県の大飯原発3号機が原子炉から制御棒を引き抜いて4年半ぶりに再稼働した。

大飯原発3号機は14日午後5時に制御棒を引き抜いて4年半ぶりに原子炉を起動した。作業が順調に進むと15日未明には核分裂反応が連続して起こる臨界に達する予定で、原子力規制委員会の最終試験を経て来月上旬にも営業運転を始める見込み。

大飯原発3号機は出力が100万キロワットを超える大型の原子炉で、原発の新たな規制基準をクリアして再稼働するのは全国で6基目となる。なお関西電力では大飯原発4号機について5月中旬にも再稼働させる計画。