首都直下地震に備え災害支援の船着き場完成
首都直下地震などの災害発生時に水や食料などの支援物資を運ぶための船着き場が、東京・墨田区の荒川の川岸に新たに完成した。
墨田区の荒川に造られたのは、岸壁が50メートルを超える緊急用の船着き場で、災害時に川を使って水や食料などの支援物資や救助にあたる自衛隊員らを輸送するためのもの。
首都直下地震が起きると、道路や鉄道など陸上の交通網はマヒすることが予想されていて、国は輸送ルートとして、川幅が広く水深もある荒川を活用することを検討している。
今後は、災害時に船の数をどう確保していくかが課題となる。