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“過労死”遺族ら 首相官邸前で座り込み

2018年5月22日 22:17

「働き方改革法案」が、23日にも委員会で採決されるのを前に、過労で家族を亡くした遺族らが首相官邸の前で座り込みをした。

太陽が照りつける中、遺族は22日午後、「安倍首相に遺族の思いを聞いてほしい」と首相官邸の前で座り込みをした。

高収入の一部の専門職を労働時間の規制から外す「高度プロフェッショナル制度」について、遺族は「過労死が増える」などと訴え、働き方法案から削除するよう求めた。

また、霞が関近くの日比谷公園では22日夜、約1800人が参加する集会が開かれた。この中でも、高度プロフェッショナル制度を削除するべきといった声や、「強行採決反対」などの声が上がった。

働き方改革法案を巡っては、与党側が23日、衆議院の委員会で採決することを目指している。