危険物安全週間 船舶事故想定で消防庁訓練
東京湾でタンカーと船が衝突し、燃料が海に流れ出たという想定で消防訓練が行われた。
東京・中央区で行われた訓練は、燃料を積んだタンカーに別の船が衝突し乗組員が海に投げ出され、燃料も流出したという想定で行われた。訓練では、東京消防庁と危険物を扱う事業者の団体が、連携して救出活動を行ったほか、流出した燃料に放水して薄める活動を行った。
東京消防庁は毎年6月の第2週を「危険物安全週間」としていて、危険物を扱う事業者への指導を行うとともに、消毒用のアルコールやカセットボンベなど身の回りの危険物を安全に取り扱うよう呼びかけている。