震度6弱以上の地震発生確率 調査委が公表
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政府の地震調査委員会は、今後30年以内に震度6弱以上の激しい揺れが起きる確率を示した日本地図を公表した。
政府の地震調査委員会が作成した、今後30年以内に震度6弱以上の激しい揺れが起きる確率を示した日本地図によると、首都直下地震や房総半島沖の巨大地震などが懸念される関東地方で特に確率が高く、千葉市が全国の県庁所在地で最も高い85%となったほか、横浜市が82%となった。
また去年、千島海溝沿いの超巨大地震の発生確率が、今後30年で最大40%と評価された北海道では、根室沖や十勝沖の沿岸を中心に確率が急上昇した。
地震調査委員会は、「震度6弱以上の揺れが起きる確率がゼロの場所は、全国にどこにもない」と指摘した上で、「自分の家や職場の建物が耐震化されているか、改めて確認してほしい」としている。