葉山町の災害対策 山梨崇仁町長に聞く
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地震や豪雨など災害が続く日本列島。神奈川・葉山町では、どのような災害対策を行っているのか。山梨崇仁町長に聞く。
――大雨や地震などの災害対策ですが、自治体にとって最も重要な課題といってもおかしくないですよね。
そうですね。防災対策は何よりも優先順位を上げて取り組んでいるところです。例えば月並みですが、地域での防災訓練やそれを支える町全体で行う総合防災訓練。最近では、私たち行政側の職員の防災研修を行ったり、町・市・県・国が災害の際にどういった動きをとるかといった連携の防災訓練を行ったりしています。我々、町村長の防災研修も行われています。
――その町村単位というのはこれから大切になってくるのでしょうか?
防災に関しては、1人1人の行動を我々がどうガイドして、いかに助けるかということが私たちの責任です。そういう意味では、町民の方々と非常に近い距離にあって直接つながれる小さい自治体は、大いに活用して共に避難を考える機会を、これからますます増やさなければいけないなと思っています。
――災害が起きたときは1人1人の心がけも大事だと思いますが、そこにはどう訴えかけているんでしょうか。
例えば、防災行政無線やメール配信、ツイッター、もちろんホームページも活用しています。それらの色んな方法から情報を取得してくださいと、防災訓練でお願いしています。
しかし、どうしても最後は、1人1人の方が防災を他人事ではなく、自分事として捉えてもらわなければいけないところがありますから、皆さんにお願いを尽くしている最中です。
――しっかりと私たちが心がけないといけませんね。
■山梨崇仁氏プロフィル
神奈川・葉山町長。葉山町は神奈川県の三浦半島・西北部に位置する、海と山に囲まれた自然豊かな町。また、皇族の別荘である“葉山御用邸”のある場所としても知られていて、別荘地としても人気。
【the SOCIAL guestより】