大学スポーツの日本版NCAA設立へ初会合
日大アメフト部の悪質タックル問題などを受け、大学スポーツのあり方を改革しようと、スポーツ庁は24日、大学や競技を一元的にまとめる新しい組織の準備委員会を初めて開いた。
スポーツ庁は、アメリカの「NCAA(=全米大学体育協会)」を参考にして、大学や競技団体を横断的・一元的にまとめる新たな組織、いわゆる「日本版NCAA」を立ち上げる予定。
24日に開かれた設立準備委員会には、全国87の大学と23の競技団体が参加し、共通の安全対策やガイドラインづくりなどを話し合った。
スポーツ庁の鈴木大地長官は、会議後、日本テレビの取材に応じ、「共通のルール作りが大事だ」と強調した。
スポーツ庁・鈴木大地長官「個々の大学の特殊性はひとまず置いておきます。まずは安心安全の確保と学業の充実をはかっていきたい」
スポーツ庁は、今年中に新たな組織の名称を決め、来年2月に正式に立ち上げる予定。