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台風12号“異例なコース”今後の進路解説

2018年7月27日 12:20
台風12号“異例なコース”今後の進路解説

台風12号の最新情報を杉江勇次気象予報士が解説する。

今回の台風は状況が悪化して非常に危険な台風となりそうだ。進路も極めてまれで異例なコースを通りそうだ。このあと28日にかけて北上し、28日の午後は西よりに進路を変え、速度を速めて夜には紀伊半島に上陸するおそれがある。その後、被災地に近づき、非常に危険な大雨となるおそれがある。

28日昼までに予想される雨量は多い所で、伊豆諸島で200ミリ、関東甲信、東海で130~150ミリ、四国で100ミリが予想されている。29日にかけてはさらに雨量が増える見込みで、記録的な大雨になるおそれがある。

西日本の豪雨被災地でも大雨のおそれがあるため、今後の台風進路にご注意が必要。