神奈川県横浜市の民家で住人の男性が殺害され、現金が奪われた事件で、実行役の1人が男性のキャッシュカードを持ち出し、近くのコンビニでカネをおろそうとしていたことが新たにわかりました。

この事件は、16日、横浜市青葉区の民家で住人の後藤寛治さんが上半身を中心に暴行を加えられ、手足を縛られた状態で死亡しているのが見つかったもので、これまでに実行役の1人とみられる宝田真月容疑者が逮捕されています。

これまでに現金およそ20万円やネックレスなど小物数点がなくなっていることがわかっていますが、その後の取材で、実行役の1人が室内に押し入ったあとに後藤さんのキャッシュカードを持ち出し、近くのコンビニでカネをおろそうとしていたことが新たにわかりました。

警察は、実行役らが後藤さんから無理やりカードの暗証番号を聞き出したとみて捜査するとともに、ほかに2人いるとみられる実行役の特定を急いでいます。