22年前に行方不明となり、その7年後に神奈川県川崎市で白骨化して見つかった男性を殺害した疑いで元同僚の男が逮捕されました。男の車からは被害者の血痕が見つかっていたということです。

警察によりますと、逮捕・送検された酒井義幸容疑者は22年前、勤務先で同僚だった清野敏明さんを殺害した疑いが持たれています。

清野さんが白骨化した状態で発見された15年前、酒井容疑者は任意の調べに対し関与を否定していたということですが、その後の捜査関係者への取材で、押収した酒井容疑者の車から清野さんの血痕が見つかっていたことが新たに分かりました。

また当時、勤務先で店長だった酒井容疑者が副店長だった清野さんに暴行を加えトラブルになっていたことも分かりました。

警察は、こうした証拠を改めて鑑定し、酒井容疑者の逮捕に至ったということで、関連を詳しく調べています。