災害で被害の鉄道復旧は…与野党議員が議論
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地震や水害などで被害を受けた鉄道をどの程度の費用をかけて復旧させるかということについて、1日夜の「深層NEWS」に出演した与野党の政治家は、鉄道が持つ経済的な観点以外の特性も含めて総合的に判断すべきだと強調した。
国民民主党・前原誠司元国交相「私は鉄道愛が強すぎるので、自分だけだと思っていたが、やはり多くの方々が、自分の生まれ育った地域の原風景、それに乗って通ったという思い出、そして亡くなられた方々がそれを使っていたという記憶、全てを凝縮しているのが鉄道だと思うので、経済的な利便性だけでは計れない、不思議な奥の深いものだと思う」
公明党・伊藤渉衆院議員「(災害からの)復興・復旧といっても、その地域に住む方のマインドが前に向かなければ本当の復興・復旧につながらないから、そういうことまで含めて、何が合理的なのかという判断がどうしても必要になる」
伊藤議員はまた、地方の赤字鉄道路線の維持に費用をかけるのであれば、どうすれば黒字化するのかまで発想を大きくする必要があると述べた。